コーチングとの出会い
2022年4月
入社をして1年経った仕事もだいぶ慣れてきて
改めて自分のキャリアと今後の生活を考えていた。
まだ2歳になったばかりの双子を抱えて、フルタイム共働きの会社員。
朝起きてから仕事に行き、帰ってすぐ保育園のお迎えから寝かしつけまで。
自分の時間といえるのは唯一電車の中の時間くらいだった。
そのころ同時に、よく夫婦で子どもの教育費の話をしていた。
よくも悪くも双子。同時にすべてのお金がかかる。
仮に私たちが子供たちに与えたい環境や教育を考えたら1億円くらいかかるシュミレーション。(笑)
けど今の生活は毎月少しの貯蓄額を出すだけでも精一杯。
それでも贅沢をしているわけではない。
外食は月に1回、旅行は年に1回、仕事中のコンビニのカフェラテも「節約」という字に我慢をする。
「こんなに毎日頑張ってるのに、時間がない、お金がない」
「私たちの限界ってここまでなの?子供たちの未来も決まってしまう。。」
「私の人生ってこんなもんなのか?」そう問いかけた時に
一回は絶望感に襲われたけれども
「いや、違うでしょ、方法を探そう」私はそう立ち上がった。
そこから隙間時間を見つけては、気になった本は読み漁り、ネットやSNSで情報を集めまくった。
「自分にしかできないことを仕事にして喜びを味わいたい」
「自分や周りの人も、制限なく豊かに暮らせる未来があるかも。。」
そんな夢にすがって探し続けた。
日本で「コーチングを仕事にする」は難しい?
2022年6月
支援の仕事の中で気になった「コーチング」という言葉。
「僕たちがしている仕事はコーチングだからね」
何かがすとんと自分の中に落ちた気がした。
「未来のなりたい自分を描いて、そこから現在を逆算して考えていくアプローチ」
その時はこれくらいの知識しかなかったが
支援の仕事の中で自然にやっていたことがまさにこれだった。
「これだ。。。!」
そこから”コーチングを仕事にする” ”ライフコーチ”と検索する日々。
コーチングの仕事って海外ではメジャーなんだな、日本ではまだあまり浸透してない?
経営者、アーティスト、アスリート、、、そういう人達が受けるものなんだ。
日本でコーチングの仕事をする。
まだ全然イメージが沸かなかった。それでも私は探し求める日々。
ある一冊の本との出会い
それでも「コーチングを仕事にする」のヒントを探すために
私は自分のカフェ時間を確保して、本をぐるぐる、気になるキーワードをひたすら拾っていた。
表紙を見て感じた。
「これかも、、、これだ!」
パラパラとめくる、、すぐにレジに持って行った。
私は興奮して帰りの電車の中で読了する勢いで読んでいた。
序章
「なりたい自分」へ加速する問いかけコーチング 著書 一条佳代 発行 株式会社三笠書房
なりたい自分がわからなかった一人の主婦が、なりたい自分になれるまで
そこには周りの目を気にして生きてきた一人の女性、目の前の1名のお客様を大事にするところから始まった女性のストーリーが書かれていた。
この人と話してみたい!とすぐにインスタでDMを送り、その方が主催するコーチングスクールのセミナーに参加することになった。
開催してその方から参加者全員に問いかけがあった。
「あなたにとって信頼できる人ってどんな人ですか?」
ノートに書きだしていった。「まず受け止めてくれる、どこか一つは褒めてくれる、けど厳しいこと本音で伝えてくれる、飾ってない、かくしていない、素のままの人」
過去に出会った尊敬する方のことを考えながら書いた。
「それ、もうあなたがすでに持っている素質です。これを実践することが、あなたが信頼される人になる一番の近道ですよ♪」
ドキッ。。。
憧れの方を考えながら書いたのに、自分にもある???(動揺)))けど嬉しい。なんだか力が沸いてくる感じがする!
「これがコーチングかあ。。。。すごいなこれ。。」
私は身に持って体験してしまったのだ。コーチングの凄さを。
そこで出会ったのが、私の現の師匠である一条佳代先生である。
そこから4か月の時が経過をして
2023年4月 ネクストコーチングスクールに入会。
コーチとしての道を本格的に歩み始めたのでした。